イタリア銀行は7月に発表した報告書で、ステーブルコインを用いた国際送金が従来の方法に比べて体系的なコスト削減効果を持たないとの結論を示しました。これはパイロット実験に基づくもので、200 USDCをイタリアからアルゼンチン、ブラジル、南アフリカ、アラブ首長国連邦、日本に送金し、費用と時間を比較しました。CoinPostが報告しています。
この結果は、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)が指摘するステーブルコインのコスト削減効果とは対照的です。イタリア銀行の調査は、ステーブルコインが国際送金の効率化において必ずしも優位性を持つわけではないことを示唆しています。
日本市場においても、ステーブルコインの実用性とコスト面での優位性については慎重な評価が求められており、今回の報告はその議論に重要な示唆を与えています。
